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<土地を探すポイント>
土地探しは、理想の住まいを実現するための大切な第一歩です。
後悔しない土地選びをするために、以下のポイントを参考にするとよいでしょう
土地探しを始める前に、いくつか準備をしておくとスムーズです。
①予算計画を立てる土地代だけでなく、建物にかかる費用や諸経費も考慮した総予算をしっかり決めましょう。どんなに良い土地が見つかっても、予算オーバーでは購入できません。
②家族の希望条件を明確にする家族みんなで話し合い、土地に対する希望条件を「必須条件(Must)」と「あれば嬉しい条件(Want)」に分けて優先順位をつけましょう。理想の土地の条件を決めておくことは、土地選びの基礎となります。
③住みたいエリアを決める通勤・通学の利便性や子供を通わせたい学校区、子育て環境、医療施設の充実度、治安の良さ、豊かな自然環境など、ライフスタイルに合わせて希望エリアを具体的に検討しましょう。
※土地探しのチェックポイント※
理想の土地を見つけるためには、さまざまな側面からその土地を評価することが重要です。
◎周辺環境近くに交通量の多い道路や騒音源がないか、ゴミの集積場所からの距離、街灯の整備状況、落書きや放置自転車の有無なども確認し、治安や住環境を見極めましょう。日当たり、隣家との関係性、そしてその土地の雰囲気やそこに住む人々の様子も実際に足を運んで確認するのがおすすめです。
◎土地の条件- 面積・形状・高低差: 希望通りの家を建てるには十分な広さがあるか、変形地や高低差がないかなどを確認します。高低差がある土地は、造成工事で費用がかかる場合があります。
- 境界線: 土地の境界が明確かどうかも重要です。
- 地盤: 地震に強い家を建てるには、建物の耐震性能だけでなく地盤も重要です。地盤の強さや災害への強さ(浸水地域、ハザードマップ情報)を確認しましょう。地盤改良が必要な場合、追加費用が発生することがあります。
◎インフラ・法規制
- 道路: 土地が接している道路の幅が狭い場合、建築基準法の「接道義務」により、敷地の一部を道路として後退(セットバック)させる必要があり、実際に使える土地面積が狭くなることがあります。
- インフラ: 水道、ガス、下水などの生活に必要なインフラが整備されているか、引き込み工事が必要ないかを確認しましょう。引き込み工事が必要な場合は費用がかかります。
- 法規制: 建てられる建物の種類や規模を制限する「用途地域」や、「建ぺい率」「容積率」も重要なポイントです。広い土地でも、これらの制限によって希望通りの広さの家が建てられない可能性があります。
(土地探しの方法)
土地を探す主な方法は以下の通りです。
◎インターネットやWEBサイトで探す: 多くの情報を手軽に集めることができますが、それだけで判断せず必ず現地を訪れましょう。◎不動産会社に依頼する: 希望エリアに強く、土地探しに長けた不動産会社に相談するのがおすすめです。インターネットに出ていない情報や、専門的なアドバイスを受けられる可能性があります。
◎自分の足で現地を歩く: 実際にエリアを歩くことで、街の雰囲気や利便性を肌で感じることができます。思わぬ掘り出し物に出会える可能性もありますが、非効率な面もあります。
◎ハウスメーカーに依頼する: 土地と建物をセットで考えてくれるため、理想の家づくりをトータルでサポートしてもらえる場合があります。